iPhoneは望遠鏡の代わりになる?
遠くの標識、電線にとまった鳥、選手の背番号なら、なります。Binocularsのズームスライダーは無料で8倍、Proなら最大25倍まで動き、フリーズで静止画にして確かめられます。ただ星や月の細部は別の話です。スマホのセンサーを切り出しているだけなので、本物の望遠鏡には到底かないません。
うまく機能する点と、限界がある点
道の遥か先にある道路標識にカメラを向け、無料で使える上限までスライダーを上げると、8.0倍で文字が読めるようになります。広告を見てさらに上げると文字がにじみ、手持ちのスマホは三脚の代わりにならないため映像もふらふら動きます。
月ではこの限界が最も顕著です。真っ黒な空に明るい円盤が1つあるだけだと、カメラは暗い部分に露出を合わせるため、白い塊にしか映りません。月をタップして、そこにフォーカスと露出を合わせるとましになります。それでもスマホが天体観測の道具になるわけではありません。
ブレを抑えて撮るコツ
- アプリを開いてカメラを許可します。左上の切り替えは双眼鏡のままにします。
- 最大ではなく、まず5倍のプリセットをタップします。低い倍率で対象を見つけてから上げるほうが楽です。
- 壁、車の屋根、フェンスの柱に肘を預けます。手の震えはズーム倍率ぶんだけ大きくなります。
- 画面上の対象をタップします。フォーカスと露出がその位置に3秒間固定されます。月なら月をタップします。
- スライダーをドラッグするかピンチして、最後のひと伸ばしをします。
- いちばんシャープに見えた瞬間にフリーズをタップします。静止画はさらに最大8倍までピンチで拡大でき、ドラッグで動かせます。ダブルタップで元に戻ります。
- 再開をタップするとライブ映像に戻ります。
ズーム倍率と実際の距離
ズーム倍率は、対象がどれだけ近づいて見えるかを表します。1倍で100m先にある標識は、倍率の分だけ近くに見えます。
| ズーム | 見え方 | すべてクロップの場合、4032pxのフレームに残る幅 |
|---|---|---|
| 1x | 100m | 4032px |
| 2.5x | 40m | 1613px |
| 5x | 20m | 806px |
| 8x(無料の上限) | 12.5m | 504px |
| 25x(アプリの上限) | 4m | 161px |
右の列は最悪の場合で、望遠レンズのないスマホではすべてデジタルクロップになります。望遠カメラ搭載機なら範囲の前半は本物の光学ズームなので、もう少し持ちこたえます。4032pxはあくまで例のフレームサイズで、お使いの端末では違うかもしれません。
無料かProか、入れる前に
無料版は8倍で止まります。超えようとするとバナーが出て、広告を見るかPROにするを選べます。広告を見るとアプリを閉じるまで上限が外れ、Proなら永久に外れます。無料版の保存は長辺1600pxに縮小され(4032×3024の写真は1600×1200になります)、Proは撮影そのままの大きさで保存します。無料版には広告があります。
動画、長時間露光、星の追尾、25倍を超えるズームはできず、夜間モードは暗い場面を明るくするだけです。天の川や土星を見たいなら、別の道具を使ってください。
アプリで使う理由
フリーズです。1コマを撮って固定するので揺れが止まり、静止画をピンチして動かせます。遠くの文字が読めるようになるのは、この機能のおかげです。
よくある質問
iPhoneには望遠鏡がついていますか?
これで月を撮影できますか?
本物の望遠鏡をiPhoneに取り付けられますか?
無料で使えますか?
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