チャリティポーカー大会はどう運営する?
まず会場が使える時間に合うレベル長を決め、バイインのうち募金に回す分をアプリに入れる前に抜いておき、クロックと残りの賞金分配はPoker Timerに任せる。当日実質悩むのは、バイインからいくら先に抜くかだけになる。
チャリティの夜にアプリが見ているもの
チャリティ大会のクロックは普通のホームゲームと同じ。ストラクチャーを選び開始をタップすれば、決めたスケジュールでブラインドが上がり、レベルごとに音で知らせる。違うのはお金の扱い。バイインの一部は賞金ではなく募金なので、Poker Timerにその分割を入れる欄はない。アプリに数字を打つ前に、自分たちで計算しておく。
持ち時間に合うストラクチャーを選ぶ
チャリティ大会は自分たちの都合ではなく会場の都合で動く。会場は23時まで、ボランティアは帰る時間があり、抽選会も決まった時刻に始まる。その枠に合わせてストラクチャーを選ぶ。
| ストラクチャー | レベル長 | クロック全体 |
|---|---|---|
| ハイパーターボ | 5分 | 55分 |
| ターボ | 10分 | 130分(2時間10分) |
| 標準 | 20分 | 255分(4時間15分) |
| ディープスタック | 30分 | 435分(7時間15分) |
| ロングウィークエンド | 45分 | 650分(10時間50分) |
3時間枠ならターボより標準を複製してレベルを15分に削るほうがいいと思う。ターボの10分は、初心者が混じるテーブルだとショットクロックのように感じられてしまうし、チャリティ大会は年に一度しかポーカーをやらない人が大半を占める。
当日の設定
- 誰も席に着く前に、バイインと募金に回す分を決めておく。例えば60ドルのバイインで20ドルを募金に回し、40ドルを賞金プールに入れる。
- ホーム画面で内蔵構造か私の構造から選んだストラクチャーをタップするか、標準を長押しして複製してカスタマイズするを選びレベルを短く調整する。
- 全テーブルから見える場所に電話かiPadを置き、音量を上げ、カードが配られたら開始をタップする。
- 受付でバイインを受け取り、参加人数を数え続ける。賞金プールは人数×バイインの賞金分であり、集めた全額ではない。
- 最後のハンドが終わったらトーナメント完了画面で賞金を分配するをタップし、全額ではなく賞金分の金額を入力する。
募金分を抜いて賞金を分配する
最初にやったとき自分が間違えたのはここ。バイインに60ドルの全額を入れたら、募金分も含めた全額がそのまま優勝者に配られた。支払いヘルパーのバイインは常にプレイヤーに渡るお金を指す。各エントリーの一部が募金なら、先に抜いて残りだけ入れる。
| 項目 | 金額 |
|---|---|
| 集めた総額(19×60ドル) | 1,140.00ドル |
| 募金に回した分(19×20ドル) | 380.00ドル |
| 賞金プールとして入力(バイイン40ドル、19人) | 760.00ドル |
| 推奨される入賞人数(16-25人) | 4人 |
| 1位/2位/3位/4位(45/25/18/12%) | 342.00ドル/190.00ドル/136.80ドル/91.20ドル |
この4つの数字を足すと760.00ドルにきっちり一致する。何も削られたり丸められたりしない。募金に回した380.00ドルはアプリに一度も触れない。支払いヘルパーにはその欄も加える方法もなく、渡した数字をそのまま分けるだけだから。
チャリティイベントでPoker Timerがやらないこと
- 募金や協賛の記録、受領書、税務の書類は一切ない。あくまでクロックと賞金分配の道具。
- 賞金の比率は変更できない。入賞人数は1人から6人まで固定で、普通のホームゲームと同じ表を使う。
- イベントをまたいだプレイヤーの記録はない。履歴は一度の大会ごとに自分で入力した勝者・人数・バイインを保存するだけで、名前が次の大会に引き継がれることはない。
- レーキや運営費の欄はない。会場費や抽選の追加分は募金と同じく自分で計算してから支払いヘルパーに入れる。
一度きりのイベントでも入れる理由
キッチンタイマーと計算機でもチャリティ大会は開ける。実際そうしている人もいる。アプリが省くのは当日の仕事ひとつ。寄付者と話している間、誰かがクロック番に張り付かなくていい。ブラインドは音を立てて自動で上がり、最後の賞金分配も三十秒で終わって口論にならない。無料で、広告以外は完全にオフラインで動き、年に一度しか使わないなら翌朝削除してもいい。