iPhoneで磁石を検知できるか
磁性のある素材なら可能。コンパスアプリを支えるiPhoneの磁気センサーは、磁石や鉄・スチールなどの磁性金属に反応する。GhostScopeはそれを近づくほど上がる数値に変換する。EMFメーターを開き、磁石から離れた場所でキャリブレーションしてから磁石に近づけていく。
磁気センサーが実際に反応するもの
磁気センサーは磁場の強さを測るものであり、金属全般に反応するわけではない。永久磁石や、スチール・鉄・ニッケルなど強磁性の金属には強く反応する。これらは磁場を生むか、周囲の磁場を歪めるからだ。アルミ、銅、真鍮、大半のステンレスなど非磁性の金属には反応せず、すぐ隣に置いても数値は動かない。
GhostScopeはこのセンサーを毎秒20回読み取り、結果をμTまたはmGの数値、リング型ゲージ、5段階のLEDバーで表示する。一点の数値を見つめる代わりに、動かしながら上下する様子を確認できる。
GhostScopeで磁石を探す方法
- 磁石が内蔵されたケースを外し、MagSafeアクセサリーも取り除く。数値がすぐに振り切れてしまう。
- GhostScopeを開き、EMFメータータイルをタップする。
- 狩りを開始するをタップし、調べたい物から離れた場所で端末を静止させてキャリブレーションする。その時点の磁場が基準値(ゼロ点)になる。
- 怪しい場所に向けてゆっくり端末を動かす。動かす間は向きを変えないこと。向きを変えるだけで数値が変動してしまう。
- 数値とLEDバーの上昇を確認する。磁石が強く近いほど数値は高くなる。
実例
部屋の中央で48.3 µTにキャリブレーションした後、磁性のある物の近くに動かすと生の数値は131.7 µTまで上がる。GhostScopeは48.3 µTの基準値を引き、既定の感度×1.0で83.4 µT(834.0 mG)と表示し、5段階中4のレベルが点灯する。同じ経路で端末を離すと、数値はキャリブレーションした地点に近い0.0 µTへ戻っていく。
検知できないこと
- アルミ、銅、真鍮、大半のステンレスは見つけられない。磁気センサーが反応するのは磁性のある素材だけで、金属全般ではない。
- 強さは分かるが方向は分からない。磁気センサーは磁石がどちらの向きにあるかまでは示さず、その地点の磁場の合計の強さしか分からない。
- 磁石が『反応し始める』決まった距離はない。強い磁石ほど遠くからでも反応するため、単一の数値ではなく動かしたときの変化の傾向を見比べる。
- スタッドファインダー(壁裏の柱探知機)ではない。柱は通常密度や中の釘・ネジで見つけるもので、その金属がたまたま磁性を持つ場合にしか反応しない。
よくある質問
iPhoneで磁石を検知できるか
できる。コンパスアプリを支える磁気センサーが磁場の強さを測り、磁石や磁性金属に反応する。GhostScopeはその数値をリアルタイムで表示するので、端末を動かしながら変化を確認できる。
アルミや銅など金属全般を検知できるか
できない。磁気センサーが反応するのは磁性のある素材(磁石、スチール、鉄)のみ。アルミ、銅、真鍮、大半のステンレスでは数値がまったく動かない。
磁石はどれくらい近づけば反応するか
決まった距離はなく、磁石の強さによって変わる。まずキャリブレーションし、その後ゆっくり近づけながら数値の上昇を見る方が、特定の距離での数値を期待するより確実。
金属探知機やスタッドファインダーのアプリと同じか
違う。それらのツールと仕組みは磁気センサーとは異なる。GhostScopeが表示するのは磁場の強さのみなので、磁石や磁性金属は見つかるが、非磁性の金属は検知できない。