チェスの時間規定の解説と、どの設定でも保存する方法
時間規定は、各対局者がどれだけの時間を持ち、1手ごとに時間が加算されるかどうかを示します。ブリッツは数分、ラピッドはもう少し長く、クラシカルは1時間以上です。Chess Clockには4つの規定が内蔵され、それ以外の設定も数タップで保存できます。
チェスの時間規定の表記
規定は「分+1手ごとの秒数」で表記されます。5+0は加算なしの5分、3+2は1手ごとに2秒加算、90+30は90分に1手ごと30秒加算です。厳密な区分は団体によって異なるので、以下の名称はルールブックではなくアプリのラベルとして読んでください。
内蔵されている4つの時間規定
| プリセット | 基本時間 | 1手ごとの加算 | モード |
|---|---|---|---|
| Blitz 3+2 | 3分 | 2秒 | Fischer Increment |
| Blitz 5+0 | 5分 | なし | Sudden Death |
| Rapid 10+0 | 10分 | なし | Sudden Death |
| Classical 90+30 | 90分 | 30秒 | Fischer Increment |
内蔵プリセットは編集や削除ができません。変更したい場合は代わりにカスタム設定を保存してください。
ここでの90+30は何を意味するか
クラシック 90+30は各対局者に対局全体で90分と、1手ごとに30秒を与えます。最初の手に2分かけると1:28:30が残ります。この行には40手という移動制限の表示もありますが、これは目安の表示のみで、40手目に時間が加算されるわけではありません。40手後に追加時間を加えるような複数段階の設定には対応していません。
カスタム時間規定を保存する方法
たとえばクラブで15+10を使っているなら、一度保存すれば毎週タップ1回で呼び出せます。
- ホーム画面のツールバーの+ボタン、またはカスタムが空の場合は独自の時間管理を構築するをタップします。
- 名前を入力します。たとえば「Club 15+10」のようにします。
- 基準時間の下で分を15、秒を0に設定します。
- タイミングモードのモードを開き、フィッシャーインクリメントを選びます。
- インクリメント(秒)を10に設定します。必要ならオプションの項目にラベルを追加できます。
- 保存をタップします。プリセットはカスタムの下に「15 min + 10s」の概要とともに表示されます。
後から変更したい場合は、プリセットをタップし設定画面で時間コントロールの編集を選びます。削除するには行をスワイプするかプリセットの削除を使います。
設定できる範囲
| 項目 | 範囲 |
|---|---|
| Minutes | 0〜180 |
| Seconds | 0〜55、5秒単位 |
| Increment (seconds) | 0〜60、1秒単位 |
| Delay (seconds) | 0〜60、1秒単位 |
基本時間は0より大きい値にする必要があります。両対局者は常に同じ規定になるため、片方だけに多くの時間を与える方法はありません。
対局にどれくらいの時間がかかるか
40手までに使える最大時間は基本時間に40回分のインクリメントを加えた値です。15+10なら1人あたり21:40、両者合計で43:20になります。90+30なら1人あたり1:50:00、両者合計で3:40:00です。実際の対局は休憩や準備のためにこれより長くなり、40手を超えて続くことも多いです。
設定を選ぶときのコツ
- 初心者や子供には10+0以上が向いており、盤面を見る時間が確保できます。
- インクリメントを加えると、終盤にただ速く指すだけで勝敗が決まりにくくなります。
- Move limitの表示は取り決めたルールの目安として使えますが、アプリ自体が強制するものではありません。