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iPadの動作確認(ハードウェアテスト)はどうやる?

Device Monitorで診断を開き、Dead Pixel Test、スピーカーテスト、マイクテスト、続けてコンパス・気圧計・水準器・GPS・Bluetoothのカードを順に見ていきます。iPhoneと手順は同じですが、iPadでは「故障に見えて実は正常」な結果が3つあります。返品や修理に出す前に、このページの真ん中を読んでください。

5 分で読めます · 更新日 2026-10-06

推奨するテスト順序

アプリはiPhoneと同じもの(ユニバーサル)で、タブも同じです。ケースを外し、明るさを最大にして診断を上から順に進めると、所要時間は10分弱です。

  1. 画面と表示 > Dead Pixel Test。全画面5色で、最初は赤。カウンターはTap to cycle colors • 1/5と出ます。13インチだと中央ばかり見がちですが、各色で四隅とカメラ下の帯も確認してください。
  2. 音声 > スピーカーテスト。音色を再生をタップし、周波数スイープの各行を250Hzから8000Hzまで順に鳴らします。1音は3秒です。
  3. 音声 > マイクテスト > テストを開始で話しかけます。バーが30%を超えるとマイクが作動しています!と表示されます。
  4. カメラと生体認証 > カメラテストを実行する(iOSが報告するカメラ機器の一覧が出ます)。
  5. モーションセンサー > 水準器を机の上で試し、次に環境センサー > デジタルコンパスと気圧と高度 > 追跡を開始する。
  6. ワイヤレスと位置情報 > Bluetoothスキャナー > スキャンの開始、続けてGPS精度テスト > GPSテストの開始。
  7. タッチ&ハプティクス > ジェスチャーテストとキーボードテスト。

iPadでは壊れて見えるが、壊れていない3つの結果

近接センサーのテストがずっと遠くへのままになります。iPadには近接センサーがなく、カードにもそう書かれていないので、ただ変化しないだけです。故障ではありません。

カメラテストが5/7のオレンジで終わることがあります。フラッシュのないiPadが多く、フラッシュとトーチの行が利用不可になるためです。心配する前に、そのモデルの仕様表と見比べてください。

Wi-FiモデルのiPadだとGPS精度テストが「Moderate accuracy. Move to open area.」と出ます。Wi-FiモデルにはGPSチップがなく、iOSは周囲のWi-Fiから位置を推定しているだけです。アプリがExcellentと判定するのは10m未満のときで、セルラーモデルを屋外で使えばその線を下回るはずです。

計測例:3機種のPDF仕様書を比べる

ここは正直がっかりしました。PDFエクスポート(右上の共有アイコン)は1ページの仕様書を書き出しますが、iPadでは画面まわりの2行が推測値です。PPIは常に画面スケール×163、対角サイズは「1ポイントインチあたり132ピクセル」から逆算されます。アプリ自身の式で計算すると次のとおりです。

書き出したPDFの画面の行とAppleの公表仕様の比較
iPad画面ポイントPDFの対角サイズPDFのPPI実際の対角/PPI
iPad mini(第6世代)744 x 113310.26インチ326.08.3インチ / 326
iPad(第10世代)820 x 118010.88インチ326.010.9インチ / 264
iPad Pro 13インチ(M4)1032 x 137613.03インチ326.013インチ / 264

つまり第10世代はサイズが合ってPPIが外れ、miniはPPIが合って「10インチ画面」と書いてしまいます。出品情報の確認にはデバイス情報の行(モデル、プロセッサー、ラム、合計ストレージ)を使い、iPadではPDFの画面サイズは無視してください。ラムとストレージは2進GBの整数に切り捨てて表示されるため、64GBのiPadの合計ストレージは最大でも59GBです。

このテストでiPadについて分からないこと

  • バッテリーの状態と充電回数。iOSがアプリに渡さないため、設定 > バッテリーを見てください。そこに何も出ない機種は、Appleに点検を頼むしかありません。
  • Apple Pencilやキーボードケースのペアリング。スタイラスのテストはないので、メモアプリで実際に描いてみてください。
  • カメラの画質。カメラテストを実行するはiOSにカメラの有無を尋ねるだけなので、各カメラで実際に撮影してください。
  • アクティベーションロック、盗難品かどうか、水濡れ。iPad単体ではどのアプリも確認できません。

上の手順はすべて無料で、セクションの合間に広告が入ります。Face IDまたはTouch IDの確認、タッチ遅延、焼き付き・グラデーション画面、触覚テストはPro(週額または年額のサブスク)です。そもそもiPadには触覚テストで振動させるモーターがありません。画面とスピーカーだけ見たいなら無料版で足ります。

もう一つ。中古のiPadにキーボードケースが付いてくるなら、キーボードテストは1分かける価値があります。テスト文はaからzまで全部の文字を含むので、きれいに打ち切れば全キーを一度ずつ押したことになります。

よくある質問

iPadに近接センサーはありますか?
ありません。だからどのiPadでも近接センサーのテストは遠くへのままです。iPhoneは通話中に画面が消えますが、iPadは上端をふさいでも画面は消えません。
セルラーなしのiPadにGPSはありますか?
Wi-FiモデルのiPadにはGPS受信機がなく、Wi-Fiネットワークから位置を割り出します。そのためGPS精度テストは10mの線を上回りがちです。Wi-Fi + CellularモデルにはGPSが入っています。
自分のiPadに気圧計はありますか?
ここ数年のiPadならほとんどにあります。気圧と高度を開いて追跡を開始するをタップし、kPaで気圧が出れば搭載、気圧計は利用できませんと出れば非搭載です。
iPadのバッテリーの状態はどう確認しますか?
このアプリでも、App Storeのほかのアプリでも無理です。iOSはバッテリー容量と充放電回数をアプリに渡しません。iPadの設定 > バッテリーを見るか、Appleサポートに点検を依頼してください。

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