フレキシブルダクトの圧力損失:亜鉛メッキ鋼・ダクトボードとの比較
同じサイズ、同じ風量なら、伸ばした状態のフレキは亜鉛メッキ鋼の約2倍の圧力を失います。6 in で 100 CFM のとき、摩擦率は亜鉛メッキ鋼 0.083、ダクトボード 0.114、フレキ 0.162 in.wg/100ft です。
3つの材料で違うのは粗さだけですが、その差は大きく効きます。DuctCalc は ASHRAE の区分から絶対粗さを取っています。亜鉛メッキ鋼が 0.0003 ft、ダクトボードが 0.003 ft、フレキが 0.01 ft です。
同じダクトで3つの材料
ダクトを確認してくださいを開いて丸ダクトを選び、気流に 100、直径に 6 を入れて、材料を切り替えてみてください。風速は 509 fpm のまま変わらず、動くのは摩擦だけです。
| 材料 | 摩擦率 |
|---|---|
| ガルブ。鋼鉄 | 0.083 in.wg/100ft |
| ダクトボード | 0.114 in.wg/100ft |
| フレックスダクト | 0.162 in.wg/100ft |
同じ風量で、3つのサイズ
次はダクトのサイズを決めるに戻り、気流に 400 を入れて、摩擦率は 0.1 のままにします。
| 材料 | 計算径 | 風速 | 標準サイズ |
|---|---|---|---|
| ガルブ。鋼鉄 | 9.7 in | 781 fpm | 10 in |
| ダクトボード | 10.3 in | 687 fpm | 12 in |
| フレックスダクト | 11.0 in | 606 fpm | 12 in |
同じ摩擦にするにはフレキのほうが太いダクトが必要で、標準サイズはダクトボードもフレキも 12 in になります。10 から 12 への跳ね上がりが、材料を変えたときの実質的なコストです。
400 CFM にはフレキ何インチ?
0.1 in.wg/100ft では計算径が 11.0 in なので、フレキは 12 in です。10 in のフレキで同じ風量を流すと、733 fpm、0.166 in.wg/100ft になり、設計値より3分の2ほど多く摩擦が出ます。
フレキの数値が前提にしていること
アプリはフレキを完全に伸ばした状態として扱っています。参考資料タブのラベルにもそう書かれています。フレックスダクト(伸ばした状態)です。たるみや急な曲がりで潰れたフレキは、はるかに粗くなり、アプリの注記にも、どんな計算でも救えないとあります。たるませて施工することになるなら、サイズを上げて、短く収めてください。
よくある質問
フレキシブルダクトの摩擦係数はいくつですか?
アプリが使うのは絶対粗さです。完全に伸ばしたフレキが 0.01 ft(3.0 mm)、亜鉛メッキ鋼が 0.0003 ft、ダクトボードが 0.003 ft です。そこから、サイズと風量ごとに摩擦係数を解いています。
スパイラルダクトの選択肢はありますか?
いいえ。材料は亜鉛メッキ鋼、ダクトボード、フレキの3つです。メートル法の標準サイズは EN 1506 のスパイラルの寸法に沿っていますが、粗さは亜鉛メッキ鋼のものです。
フレキが長くなると答えは変わりますか?
摩擦率は 100 ft 当たりの値です。長さ、曲がり、潰れは入力項目ではありません。