iPhoneでGPS座標とタイムスタンプ付きの写真を撮る方法
iPhone標準のカメラは位置情報を写真のメタデータに保存しますが、画像自体には何も表示しません。座標や日付、時刻を写真そのものに表示するには、GeoProofのようなGPSカメラアプリで撮影し、表示する項目を選んでからスタンプ付きコピーを書き出します。
通常のiPhoneカメラでは足りない理由
位置情報サービスがオンなら、iPhoneのカメラは緯度と経度をファイルに書き込み、写真アプリはそれを小さな地図として表示します。しかし画像自体はきれいなままです。チャットやメール、印刷で写真を受け取った側には座標が見えず、共有経路によってはメタデータ自体が削られてしまうこともあります。
タイムスタンプカメラは位置情報を写真そのものに描き込みます。これは検査員や現場作業員、保険調査員が求めているもので、いつどこで撮ったかを、レポートの上や紙の上でも一目で読み取れるようにします。
GeoProofでGPS位置情報付き写真を撮る方法
- GeoProofを開き、紹介の最後ではじめにをタップし、使用中の位置情報アクセスを許可します。許可しないと、写真は位置情報なしで保存されます。
- アプリはカメラタブで開きます。左上のバッジを見てください。GPS、電波の強さ、±で示されるメートル数が表示されます。数メートルまで下がるのを待ちます。
- シャッター上の地球のアイコンをタップし、座標表記法として十進法 (DD)、DMS、MGRS、UTMのいずれかを選びます。
- テンプレートのアイコンをタップしてオーバーレイテンプレートを開き、標準の中から、たとえば建設や測量を選びます。
- プロジェクトが複数ある場合は、キャプチャを保存する先が正しいか確認します。
- シャッターを押します。表示されているライブパネルの内容がそのままスタンプされます。
- 左下のサムネイルをタップして写真を開き、エクスポートをタップします。共有シートで写真やファイルに保存するか、メールで送信できます。
スタンプの見え方:実例で確認する
測量テンプレートが、北緯37.7983度、西経122.3778度、標高64.4メートル、精度4.7メートル、方位312度で撮影した写真に対してどう表示するかを示します。数値はアプリが実際に丸める通りに丸めています。
| 項目 | 写真に表示される内容 |
|---|---|
| 十進法 | 37.798300°, -122.377800° |
| MGRS | 10SEG 5477 8361 |
| UTM | 10N 554777 4183619 |
| 標高 | ALT 64 m |
| GPS精度 | ACC ±5 m |
| 方位 | HDG 312° NW |
日付と時刻は端末のローカル時間で、年-月-日と24時間表記の秒まで含めた時刻で印字されます。タイムゾーンは追加されません。
写真に表示できる項目
各テンプレートは項目のリストです。選べる項目にはプロジェクト名、日付と時刻、選んだ形式での座標、各形式を個別に表示するもの、住所、標高、GPS精度、方位、速度、進行方向を示す方位・進路、カスタムテキストがあります。
独自のテンプレートを作るには、テンプレート選択シートでカスタムテンプレートを作成するをタップします。テンプレート名を付け、スタイルとしてカード、ミニマル、太字バー、タクティカルのいずれかを選び、役職として左下や下部バーなどを選んでアクセントカラーを決め、フィールドを追加していきます。無料版ではカスタムテンプレートを1つまで保存できます。
スタンプは元の写真に入りますか?
いいえ、これは意図的な仕様です。GeoProofは元のJPEGを変更せず、標準的なGPSメタデータをその中に保持したまま、オーバーレイは別に持っています。スタンプはエクスポート、PDFレポート、ZIPの作成時にコピーの上に焼き込まれます。つまり後からテンプレートや座標形式を変更できます。
無料版では、書き出したコピーの右上に小さなGeoProofのマークも入ります。Proはこれを取り除きます。
コツとよくある間違い
- 撮影前に屋外や窓の近くに出てください。屋内や木の下、高い建物の間では精度が数十メートルになることがあります。
- 住所の表示には通信が必要で、約50メートル移動した後にしか更新されません。オフラインでは住所の行が単に表示されません。
- スタンプの時刻は直前のGPS測位に従います。長く動かずにいた場合は、撮影前に一歩動いてください。
- 無料版は月20回のカメラ撮影が上限で、シャッター横のカウンターで残り回数がわかります。
- 写真アプリに保存されているファイル自体にスタンプを表示したいときは、エクスポートしてください。元の写真は変わりません。