SS400の溶接棒は? 溶接棒・ワイヤー・電流の目安
SS400はJISの一般構造用鋼なので、軟鋼として溶接します。合わせる溶接棒は低水素系の被覆棒、ワイヤーならER70S-6が一般的です。6mm板なら、WeldMasterの軟鋼のテーブルは5/32インチのE7018で130 – 210 Aを示します。
SS400とは? ステンレスなの?
いいえ、SSは「Steel Structure」の略で、ステンレスではありません。SS400はJISの一般構造用の板・棒鋼で、引張強さは約400 MPaです。A36や、欧州のS235・S275の構造用鋼に近いものとして扱われます。ただし大まかな対応と考え、頼る前に証明書類を確認してください。
WeldMasterにSS400の項目はなく、JISの鋼種は知りません。推奨される使い方は軟鋼を選び、いちばん近いプリセットとしてA36 軟鋼の値を見ることです。
どの溶接棒が合う?
フィラーセレクターは軟鋼に対して、MIGはER70S-6、TIGはER70S-2、フラックス入りはE71T-1かE71T-11、被覆アーク溶接棒はE7018を示します。これはAWSの規格です。日本の溶接棒の箱にはD4316(低水素系)やD4313(軟らかいアーク、浅い溶込み)といったJIS記号が書かれています。D4316はE7018相当、D4313はE6013相当とされるのが普通ですが、この対応は確実ではないため、箱かメーカーの対照表を確認してください。アプリはAWSの名前しか出しません。
実例:SS400の6mm板
6mmは0.236インチです。厚さスライダー横のステッパーは0.005インチ刻みなので0.235インチに合わせると、表示は6.0 mmになります。以下の数値はその条件のものです。
| プロセス | 設定 |
|---|---|
| 被覆アーク、E7018 5/32インチ | 130 – 210 A、ACまたはDCEP、全姿勢、推奨ロッドは5/32インチ |
| MIG、.035ワイヤー、90Ar/10CO₂ | 212 – 258 A、24.8 – 26.3 V、338.4 – 413.6 ipm、スプレー |
| MIG、.035ワイヤー、C25 | 212 – 258 A、19.0 – 21.0 V、短絡移行、スプレーの警告あり |
被覆アーク溶接棒画面ではロッドクラスでE7018、直径で5/32インチ、厚さで0.235インチを選びます。推奨されるØも5/32インチなので警告は出ません。被覆アークとフラックス入りはPro、MIGは無料です。
予熱:SS400はここが違う
SS400が規定するのはリンと硫黄だけで炭素は規定がないため、ロットによって差が出ます。予熱/CE画面は、ミルシートの成分から炭素当量を計算します。組成(重量%)に炭素、マンガンなどを入力してください。A36 軟鋼のプリセットは0.385で、アプリは0.40未満なら予熱不要と表示します。証明書の炭素が高ければ答えは変わります。
アプリの数値はあくまでスクリーニング用の推定で、規格上の要求ではありません。
アプリがSS400でできないこと
JISの溶接棒記号は知らず、ミルシートも読み取りません。厚さの操作はインチ単位で、ミリの値が横に出るだけなので、6mmは手で換算しました。日本の規格に基づく工事では、決めるのはこのスマホではなくWPSです。
よくある質問
SS400にはどの溶接棒?
SS400はステンレス?
SS400に相当するASTMは?
SS400に予熱は必要?
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