半自動溶接(MIG)でバチバチ鳴るのはなぜ?どの設定を触る?
バチバチ音の原因は、たいていワイヤー送りに対して電圧が低すぎることです。ワイヤーが溶けきらずに母材へ突っ込んでいます。同じ電流に合わせて両方を設定し直すと、破裂音は安定したジュージュー音に落ち着きます。
バチバチ音は何を教えてくれる?
不規則に大きく割れる音と細かい玉の飛散は、冷えて突っ込んでいるアークです。短絡移行がきちんと整っているときは、静かで均一なジュージュー音になります。WeldMasterのスパッタ過多の項目も、目標を「荒いバリバリ音ではなく安定したベーコンを焼くような音」と書いています。
つまみに触る前に、地味なところから確認してください。減ったコンタクトチップ、錆びたスプール、空のボンベ、塗装の上に付けたアースクランプ。どれでも鳴ります。アースクランプの不良だけで1時間の原因探しになることもあります。
電圧とワイヤー送りは一緒に動かす
MIG機ではワイヤー送りが電流を決め、電圧はその電流に合う範囲に置く必要があります。WeldMasterも同じ考え方です。ワイヤー送りはアンペア数に溶融係数(.035ワイヤーで1.6)を掛けた値で、短絡移行の電圧範囲は約40 Aで13 V、200 Aで19 Vに上がり、そこへ2 Vを加えた幅になります。
1/8インチの軟鋼、.035ワイヤー、C25を無料のMIG画面で計算します。範囲の中心は125 Aで、アプリは16.2 – 18.2 Vとワイヤー送り 180.0 – 220.0 ipmを表示します。ここで電圧を触らずにワイヤーだけ250 ipmに上げます。同じ計算で約156 Aになり、電圧範囲は17.4 – 19.4 Vに上がります。16.5 Vのままだと範囲より約1 V低く、アプリのスパッタ項目が突っ込みの始まりとする状態です。
| ワイヤー送り | 想定される電流 | 電圧範囲 | 16.5 Vに設定した場合 |
|---|---|---|---|
| 200 ipm | 125 A | 16.2 – 18.2 V | 範囲内の下限 |
| 250 ipm | 156 A | 17.4 – 19.4 V | 範囲より約0.9 V低く、突っ込みやすい |
250 ipmの行は、アプリの計算式を使った手計算で、開ける画面ではありません。アプリは厚さを入れると電流が出る方向で、逆には計算しません。
WeldMasterで合わせ直す手順
- 電卓のMIGを開きます(無料)。
- 材料で軟鋼を選び、厚さを手元の板に合わせます。
- スプールのワイヤーサイズとボンベのシールドガスを選びます。
- 推奨設定のアンペア数、電圧、ワイヤー送りを読みます。まずワイヤー送りをワイヤー送り範囲の真ん中に合わせます。
- 端材で電圧を1 Vずつ上げ、バチバチが安定したジュージュー音に変わるところを探します。電圧の範囲は超えないでください。
無料のトラブルシューティングにあるスパッタ過多の項目も、反対側から同じことを言っています。原因の1番目はワイヤー送りに対する電圧不足、2番目はワイヤー送りが速すぎること、3番目は100%CO₂です。対処は電圧を1 Vずつ上げ、それからワイヤーを少し戻すことです。
薄板でバチバチ鳴るとき
16ゲージ(0.0598インチ)では、.030ワイヤーで54 – 66 A、13.7 – 15.7 V、ワイヤー送り113.0 – 138.1 ipmと出ます。範囲が狭いので、1 Vのずれが1/4インチ厚板のときよりずっと大きな割合になります。アプリはアークの音を聞くわけでも、範囲内に収まっているかを確認するわけでもなく、機械の設定は自分の手で行います。
アプリでは分からない点
アプリはバチバチ音を診断しません。「バチバチ」という項目はなく、機械の設定値を入れてどのつまみがずれているかを教えてもらうこともできません。出るのは目標の範囲だけで、比べるのは自分です。保存して私のセットアップに残すにはProが必要なので、うまくいった設定は別にメモしておく必要があり、機械の扉の内側にマスキングテープで記録する方法もあります。
よくある質問
半自動溶接でバチバチ鳴るのはなぜ?
薄板の半自動溶接でバチバチ鳴る原因は?
WeldMasterのMIG計算機は有料?
MIGのパチパチ音はスパッタと同じ?
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