畑を測った面積が農地台帳や登記簿の面積と合わないのはなぜ?
あなたの輪郭と公的な図面が、同じ縁をなぞっていることはまずありません。縁の取り方の違い、筆の一部しか含まない区画、画像のわずかなずれ、GPSの誤差、どれも数字を動かします。LandMeasureで測り、GPS誤差幅を読んで、その差が誤差幅より大きいときだけ本当の差として扱います。
登記簿の面積(公簿面積)は登記された数字、農地台帳の面積は農業委員会が管理する数字です。どちらも実際に測った面積(実測面積)とぴったり一致するとは限りません。疑問はいつも同じです:自分が測ると大きい、または小さい、どちらが正しいのか。
実例:実測2.04 ha、台帳1.92 ha
航空写真地図上で五角形の畑をなぞりました。辺は122.6、130.7、111.1、99.9、88 mです。パネルは面積20,442.8 m²(2.04 ha)、外周552.3 mと出ました。比較対象として、同じ筆の台帳の数字が1.92 haだったとします。
| 数値 | |
|---|---|
| LandMeasureでの実測 | 20,442.8 m²(2.04 ha) |
| 台帳上の数字 | 19,200 m²(1.92 ha) |
| 差 | 1,242.8 m²、台帳の6.5% |
| ±4mで歩いた場合のGPS誤差幅 | ± 1,104.6 m²(± 0.11 ha) |
| ±5mで歩いた場合のGPS誤差幅 | ± 1,380.8 m²(± 0.14 ha) |
| 縁全体を2m外側にずらした分 | 552.3 m × 2 m = 1,104.6 m² |
最後の行をもう一度見てください。縁を全周2m外側に引くだけで、歩いた場合のGPS誤差幅とほぼ同じ量が動きます。2ヘクタール程度の畑では、どこで線を引くかの方が、スマホの精度より結果を左右します。
この例の差(1,242.8 m²)は±4mの誤差幅よりわずかに大きく、±5mの範囲には収まっています。これは何かが起きている証拠にはなりません。誰かに伝える前に、別々に2回測って、それでも誤差幅を明らかに超えている差であることを確かめたいところです。
差がどこから来るか
- 筆・区画・農地:台帳上の1筆が複数に分かれていたり、農道や水路が別の筆になっていたりします。同じ単位同士で比べてください。
- どの縁を見るか:塀、フェンス、水路の中心、作物の縁。台帳の線は誰かが画像上で引いたもの、あなたの線は自分で引いたものです。
- 画像のずれ:衛星画像は実際の地面から数メートルずれて配置されることがあります。別々の画像でなぞった線を比べると、そのずれが加わります。
- 歩いた場合のGPS誤差。パネルのGPS誤差幅がその大きさを示します。
- 傾斜:両方の数字とも平面上の面積です。急な斜面では、どちらの数字より実際の地面は広くなります。
台帳と比べるための測り方
- 設定 > 単位で面積をヘクタール (ha)にすると台帳の数字と比べやすくなります。小さな差を見るときは平方メートル (m²)に切り替えます。
- 台帳の画面や紙の資料を別の機器で開き、筆がどの縁をたどっているか確認します。
- LandMeasureで地図タブ > 航空写真、測定 > 面積を測る。台帳と同じ縁に沿って角をタップします。
- 上から縁が見えない場合は歩きます:歩行者アイコンのボタン、歩く、停止ボタン、緑のチェックマーク。保存前にGPS誤差幅を確認します。
- 差を誤差幅と比べます。範囲内なら一致、2回とも明らかに範囲を超えていれば、訂正できる窓口に相談する価値があります。
一番困ったのは、台帳の輪郭をLandMeasureに取り込んで自分の輪郭と重ねられないことです。KML、GPX、シェープファイルの取り込みも地籍データもないので、比較は2つの数字と自分の目だけが頼りです。
この作業での無料版とPro
測定自体は無料で、地図画面以外に広告が出ます。無料版はプロジェクトごとに測定1件なので、3筆ある農地なら3プロジェクト必要です。LandMeasure Proなら3筆を1プロジェクトにまとめて合計面積を出せます。担当者に渡せるPDFレポートとKML・CSVの書き出しはProです。
書類を扱う前にこのアプリが役立つのは、面積の下に出るGPS誤差幅があるからです。その数字が、差が本物なのか単なる誤差なのかを教えてくれます。
よくある質問
公簿面積とは何ですか?
土地の面積をオンラインで確認するには?
農地の面積をスマホで測るには?
測量の面積はアプリより正確ですか?
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