玉掛け揚重計画PDF:計算結果を上司に渡せる1枚に
RigMaster Proでは、各計算機の揚重計画をタップすると、入力値・結果・(ある場合は)図・備考欄・作成者・署名・日付の欄が入った1枚の玉掛け計算のPDFが作成されます。これは玉掛けの数値を記録するものであり、クレーンの完全な揚重計画ではありません。
文書として残すメリット
監督者や揚重計画の担当者、客先はスリングの荷重をどう求めたかを、口頭ではなく見て確認したいことが多くあります。数値、角度、署名が入った1枚の用紙があれば確認しやすく、現場の書類に綴じたり許可書に添付したりできます。
用紙に載る内容
- 揚重計画という表題、計算機の名前、当日の日付。
- スリング張力、不等脚、あだ巻きにはスリングの図。荷重推定と垂直・目通し掛けには図がありません。
- 入力値と結果の表で、主要な数値は大きく表示されます。角度が注意または危険の範囲にあると、色付きで警告アイコンが表示されます。
- 3行の備考欄と、作成者・署名・日付の欄。
- 推定支援ツールである旨の注意書き。
用紙は端末がヤード・ポンド法を使っているときはUSレターサイズ、それ以外はA4サイズになります。ファイル名は計算機の名前が付き、例えば「Lift Plan — Sling Tension.pdf」となります。
揚重計画の例:2本吊りスリング
| 項目 | 値 |
|---|---|
| 総荷重 | 900 kg |
| スリング本数 | 2 |
| 水平角 | 60° |
| 角度係数 | 1.155 |
| 荷重を負担する脚数 | 2 |
| 脚1本あたりの張力 | 520 kg |
RigMasterでの手順
- スリング張力、掛け方別の使用荷重、不等脚、荷重推定のいずれかで計算を終える。
- ツールバーの揚重計画をタップする。結果がない間は淡色表示になり、Proがない場合はアップグレード画面が開く。
- 共有シートからPDFの送り先を選ぶ:メール、メッセージ、ファイル、プリンターなど。
- 印刷または手書きで記入し、備考を書き、作成者と署名の欄に署名する。
無料でできる代替:履歴からの共有
Proがない場合は、計算機で保存をタップし、履歴を開いて項目を右にスワイプするか長押しし、共有を選びます。計算機の名前、入力値、結果がプレーンテキストとして送信されます。図や署名欄はありませんが、記録として残せます。
完全なクレーンの揚重計画に必要なもの
RigMasterの用紙は玉掛けの部分だけを扱います。クレーンの揚重計画には、アプリが把握していない項目も通常記載され、それらはクレーンの資料や現場から得る必要があります。
- クレーンの機種・構成、カウンターウェイト、ブーム長、作業半径。
- その半径での荷重表の定格と、定格に対する使用割合。
- 地盤の状態、アウトリガーやマットの荷重、送電線などの近くの危険。
- 立入禁止区域、通信方法、関係者とその役割。
よくある質問
iPhone向けの揚重計画アプリはある?
RigMasterはiPhoneとiPadで玉掛け計算の1枚のPDFを作成します。作業半径やブーム、荷重表といったクレーン側の計画は行いません。
ProなしでPDFは取得できる?
できません。揚重計画PDFはProの機能です。無料版では結果を保存し、履歴からプレーンテキストとして共有できます。
PDFに図は入る?
スリング張力、不等脚、あだ巻きのシートには入ります。荷重推定、垂直・目通し掛けのシートは表のみです。
用紙はレターサイズかA4?
端末がヤード・ポンド法を使っている場合はレターサイズ、それ以外はA4です。