iPhoneの読み上げを遅くするには?
Text Reader Narratorでは、リーダーのスピードボタンをタップして遅めのプリセットを選ぶか、スピードスライダーを下げる。スライダーは0.0xから2.0xまでで、最初に試すなら0.8x。
スピードボタンは リーダー の音声ボタンの隣にあり、初期状態では1.0xと表示される。タップすると スピードとピッチ が開き、2つの部分に分かれている。
プリセットとスライダー
速度プリセット には6行ある。Slow、Study、Normal、Podcast、Fast、Very Fast。Studyは0.8x、Normalは1.0x、Podcastは1.25x、Fastは1.5x、Very Fastは2.0x。タップすると適用されてシートが閉じる。
微調整 の スピード スライダーには正確な倍率が出て、その下に ピッチ スライダーがある。遅くすると声が間延びすることがあり、そんなときはさらに遅くするより、ピッチを少し上げるほうがうまくいった。
遅すぎると使えなくなる境目
1語ずつ追いたい文章なら0.8xまでにして、0.5xは難しい1文だけにするのがいい。それより遅いと単語がばらばらになり、文の抑揚が崩れる。どこまで崩れるかは音声によるので、決める前に試し聞きしてほしい。
Slowプリセットは、iOSで設定できる一番遅い速度。一覧では0.5xと書かれているのに、タップするとスピードボタンは0.0xになる。バグに見えるし、どちらの数字も信用しないことにした。名前のつく速度で聞きたいときは、Studyかスライダーを使う。
1ページにかかる時間
アプリ自身の聞く時間の見積もりは、1.0xで毎分150語。それを速度で割ると、500語のページのおおよその時間がわかる。実際の音声では数秒ずれる。また、書類 にある文書ごとの見積もりは、速度を変えても変わらない。
| 設定 | 速度 | 1ページの時間 |
|---|---|---|
| スライダー | 0.5x | 6分40秒 |
| Study | 0.8x | 4分10秒 |
| Normal | 1.0x | 3分20秒 |
| Podcast | 1.25x | 2分40秒 |
| Fast | 1.5x | 2分13秒 |
| Very Fast | 2.0x | 1分40秒 |
NormalからStudyにすると、1ページで50秒増える。20ページの資料なら16分40秒になる。
想定外だった2点
- 読み上げの途中で速度を変えても、すぐには反映されないことがある。そのときは停止を押してから再生する。
- リーダーで一時停止すると先頭からやり直しになるので、速度は全文ではなく短い段落で試す。
iOSにも、設定のアクセシビリティにある「読み上げコンテンツ」の「発話速度」スライダーがある。こちらは選択項目の読み上げと画面の読み上げに効く。このアプリは独自の速度を持っているので、片方を変えてももう片方は変わらない。