Apple Watchでタクシーメーターは使える?
使えます。FareMeterの時計アプリは単体で動くタクシーメーターで、時計のGPSを使い、運賃・時間・距離・速度を表示します。ボタンは開始か停止の1つだけ。ただしiPhoneで進行中の乗車には連動せず、料金も時計側では変えられません。最初は気づきにくい点です。
開始を押すと初乗り運賃が入り、時計のGPSが動きを捉えるにつれて金額が上がります。停止で乗車が終わり、画面は待機に戻ります。アプリはほぼこれだけで、手首でちらっと確認する用途なら十分です。
時計の画面に出るもの
1ページ目がメーターです。上に大きな琥珀色の運賃、その下に経過時間・距離・速度の小さな表示が3つ並びます。さらに下がボタンで、待機中は緑の開始、走行中は赤の停止になります。距離は料金表の単位(内蔵の料金表ならkm)に従い、速度もkm/hかmphで合わせて表示されます。
横にスワイプすると2ページ目の今日になり、今日の収益、乗車数、今週の合計が見られます。この数字はiPhoneアプリが書き込んだ内容のコピーなので、iPhoneアプリを一度も開いていなければ意味のない数字です。
iPhoneが近くにないと動かない?
メーターとしては不要です。時計が自分のGPSを読み、運賃の計算はiPhoneと同じエンジンです。1 m/s未満の誤差は無視する規則も同じなので、停車中の車に距離が加算されることはありません。
ただし、iPhoneで始めた乗車を時計が引き継ぐこともありません。2つは別々のメーターです。癖で両方を同時に始めると、いつまでも一致しない2つの金額が出ます。
料金はどう計算される?
ここが残念な点です。時計は「Day」という内蔵の料金表を1つだけ使います。初乗り3.50、1kmあたり1.20、1分あたり0.30、最低運賃4.00、通貨はユーロで、10 km/hを超える分は距離、それ以下は時間で課金する従来方式です。時計にはこれを変える画面がなく、iPhoneで作った料金表も無視されます。地元の料金がたまたま同じでない限り、時計は仕組みを試すデモと考え、実際のメーターの代わりにはしないほうが無難です。
| 項目 | 計算 | 金額 |
|---|---|---|
| 初乗り | 固定 | 3.50 |
| 距離 | 6.2 km x 1.20 | 7.44 |
| 待機 | 3分 x 0.30 | 0.90 |
| 手首に表示される運賃 | 11.84 | |
| 同じ料率で初乗りだけ3.00にしたiPhoneの料金表で同じ乗車 | 3.00 + 7.44 + 0.90 | 11.34 |
最後の行が要点です。初乗りが0.5ユーロ違うだけで、同じ乗車なのに2つの端末の金額が食い違います。最低運賃も効きます。待機なしで0.2 kmだけ走ると3.74になりますが、時計は4.00を表示します。
時計ではできないこと
- 料率、通貨、課金方式を変える。
- 荷物や空港などの追加料金を足す、乗車を一時停止する。
- 乗車を保存する、領収書を出す。停止すると走行が終わるだけです。
- iPhoneで進行中の乗車を表示する、引き継ぐ。
何も保存されません。時計はあくまでライブ表示で、記録、領収書、シフト合計はiPhone側で管理してください。
無料?Pro?
FareMeterは無料でダウンロードできます。Apple Watchアプリは、ウィジェット、乗車の保存数無制限、広告なしと並ぶProのアップグレード特典に含まれています。
バッテリーとGPS
時計はアプリの使用中に位置情報を求め、ナビゲーション用の最高精度でGPSを動かします。これは電池を最も早く消費する設定です。1シフトまるごと任せるのは避けたほうがよいでしょう。数回の乗車なら問題ありません。