タイマーで先延ばしは止められる?まず25分だけ試した
一日分の作業ではなく、1ブロックだけに約束する。学習を選んで再生をタップし、25分だけ自分に許す。終了時刻はタップした瞬間に保存されるので、画面をロックしても別のアプリを開いても止まらない。20:00に始めたら20:25に終わる、見ていたかどうかは関係ない。
例として、1週間避け続けている確定申告の書類を使う。20:00にタスクラベルの追加をタップし、「確定申告 第1部」と入力して学習の再生を押す。
3分後に画面をロックする。さらに2分後に開いてメッセージアプリを見てしまうこともあり、何も止めてはくれない。これが実際の限界で、Pomodoro Timerは他のアプリやサイトをブロックしない。時間を数えて終わりを知らせるだけだ。
注意を引き戻すのはロック画面だ。画面をつけるたびに、カウントダウンがそこに出ている。
| 時刻 | やったこと | アプリの表示 |
|---|---|---|
| 20:00:00 | 学習で再生をタップ | 25:00、終了時刻は20:25:00として保存 |
| 20:03:00 | ロックして別のアプリを開いた | 見ていなくても終了時刻は変わらない |
| 20:13:30 | ロック画面をちらっと見た | 残り11:30 |
| 20:17:45 | 第1部が早く終わりスキップ | 17分が統計に加算、次は短い休憩 |
11:30という数字は保存された終了時刻から現在時刻を引いただけ:25分マイナス13分30秒。動き続けるカウンターがあるわけではないので、ロックしても、アプリを閉じても、分は失われない。
大きな目標より小さな1ブロックが効く理由
「確定申告をやる」には区切りがない。「第1部に25分」なら、終わりが見える。時計が動き出すと、やめるのは約束を破るような感覚になる。もともと一番つらいのは始めることだ。
やめにくい形でブロックを組む
- ラベルには最初の具体的な動作を書く。「確定申告」ではなく「書類を開く」。
- アプリが聞いてきたらお知らせを許可する。画面がロックされていてもブロックの終わりが届く。
- タイマータブで再生をタップし、画面をロックして裏返しに置く。
- 早く終わったらスキップを押す。四角い停止ボタンは絶対に使わない。ブロックが捨てられ、統計に何も残らない。
実際にやってみて初めて気づくのは、スキップしたブロックは分数こそ残るが、ロングブレイクまでの4ブロックには数えられないことだ。ロングブレイクはフルで終えたブロックがそろうまで待ってくれる。これはカウントを正直に保つ仕組みだ。
その晩と翌日で、フルブロック3回とスキップ1回が積み重なる。今週の統計は合計時間1時間32分、平均23分、完了75%。スキップで引き下げられた75%は、どんな通知よりも強く気づかせてくれる。
25分より短く始めてもいい?
できる。モードでカスタムモードの追加をタップし、集中時間は5分刻みで、5分から120分まで選べる。何週間も避けてきた作業なら10分から始めて、始めること自体が問題でなくなったら学習に上げていく。無料版でもカスタムモード1つは使えるので、ここまでなら十分。
やってくれないこと
- 他のアプリやサイトをブロックすること。これはタイマーで、鍵ではない。
- 無料版でブロックを自動で次に続けること。オートスタート・フォーカスはプレミアム。また再生をタップする手間は、好む人もいれば面倒に感じる人もいる。
- 無料版で広告なしのまま使うこと。フルスクリーン広告は集中ブロックが終わったときやモードを切り替えたときに出て、カウントダウン中には出ない。
- Apple WatchやMacで動くこと。iPhoneとiPadだけに対応している。
アカウントを作る必要はなく、再生をタップしてそのまま始められる。統計の75%は読むとちょっと悔しいが、見栄えのいい数字よりこちらのほうが正直だ。