iPhoneはEMFを検出できる?磁力センサーを心霊調査に使う
半分だけ本当だ。iPhoneには方位磁石用の磁力センサーが入っており、静的な磁場をマイクロテスラ(µT)単位で読み取る。専用のEMFメーターが拾う配線からの交流磁場は測れない。Spirit BoxのエネルギーITCはその磁力センサーの値をなめらかにし、レベルの表示とスパイクの警告つきで示す。
iPhoneで測れるものと測れないもの
磁力センサーは3つの軸に沿った磁場を報告する。アプリはそれらをx²+y²+z²の平方根として一つの合計値にまとめる。地球自身の磁場だけでほぼどこでもこの合計は数十µTになるので、値がゼロになることはない。
ではEMF検出アプリは本当に機能するのか。磁力センサーの値を読むという意味では機能する。磁石、スチール製の家具、磁石入りのケース、スピーカー、充電器に反応する。だが配線周りの交流磁場のために作られたメーターのようには機能せず、精度も校正されていない。
Energy ITCが値をどう作るか
アプリはセンサーを毎秒30回読み取り、直近10回分の値を重み付き平均して表示する。新しい値ほど重みが大きく、ぶれをならしてくれる。値は小数点1桁とレベルの言葉で表示される。
| 値(µT) | 表示されるレベル |
|---|---|
| 20未満 | Very Low |
| 20〜39.9 | Low |
| 40〜54.9 | Normal |
| 55〜69.9 | Elevated |
| 70〜84.9 | High |
| 85以上 | Spike! |
計算の具体例
あるセンサーの読みがx=20、y=-30、z=25µTだったとする。合計は43.87µTだ。直近10回の合計が44.0、44.5、45.0、44.8、45.2、45.1、44.9、45.3、52.0、58.0だった場合、表示される重み付き平均は48.5µTでレベルはNormalになる。直近の2回の跳ね上がりが値を引き上げているが、それより前の値がそれを抑えている。
スパイクは部屋自体との比較で判定される。アプリは直近50回のなめらかにした値を基準として保持する。基準値が45.0µTで標準偏差が1.5µTのとき、51.0µTの値は基準から4標準偏差分の差になる。これは有意なスパイクとされスパイクが検出されましたと表示される。
| 基準値からの標準偏差 | スパイク |
|---|---|
| 2 | minor |
| 3 | moderate |
| 4 | significant |
| 6 | major |
EMF Response Testを実行する
- ホームメニューを開きプロトコルをタップしてEMF 応答テスト(7〜10分)を選ぶ。
- ルーター、スピーカー、電源アダプターから離れ、磁石入りのケースは外す。
- PRO ITC モジュールからエネルギーITCをタップし、続けて開始をタップする。スマホを置いて値が落ち着くまで待つ。
- 出力モードをOff、Text、Speechから選ぶ。TextかSpeechでは単語が表示または読み上げられ、値が強いほど、スパイクがあるほど頻度が上がる。
- 10秒の間だけ反応を求めて質問し、動かずに待つ。
- 同じ問いかけを3回繰り返し、毎回のスパイクと単語を比較する。
音声設定では発話速度、ピッチのランダム化、エフェクトを有効にする、リバーブの強さを設定できる。カスタムワードに自分の単語を追加すると、各出力の20%がその中から選ばれるようになる。
よくある間違い
- スマホを手に持ってしまう。動かしたり向きを変えたりすることが、部屋の中の何よりも値を変える。
- 冷蔵庫やヒーター、ノートPC、スピーカーの近くに立ってしまう。金属や磁石が数値を動かす。
- 一つの数値だけを意味あるものとして読んでしまう。落ち着いた基準値との変化だけが何かを示し、それでも普通の原因があることが多い。
エネルギーITCはPROモジュールだ。PROがなければホーム画面の広告を見て完全な PRO セッションを試してくださいで一度だけ試せる。その値と単語はセッション履歴には保存されない。